クマムシゲノムプロジェクト

クマムシは、緩歩動物門 Tardigrada に属する強靭な生命力を持ったナイスな生き物です。特にトゲクマムシは攻殻機動隊やガンダムに出てきそうな装甲がかっこいいです。8本足で歩いてる様子はトトロに出てくるネコバスのようにも見えます。

2008年度から文部科学省の支援のもと、正式にクマムシゲノムプロジェクトがスタート しています。プロジェクトの進捗情報や結果のデータベース公開などは kumamushi.org から、これまで通りのクマムシに関する雑多な情報は kumamushi.net から発信していく予定です。
ニュース
- 2009/8/24-28
The 3rd International Symposium of Environmental Physiology of Ectotherms and Plants (ISEPEP3) がつくばで開催されます。 鈴木先生から頂いた情報によると「ドイツからはRalphのグループが、デンマークからはRamlovさん、イタリアからRebecchiさん、アメリカからWrightさんその他がやってくるそうです。その他の動植物のクリプトビオシスも専門家が多く集いますので、クマムシ研究をされている学生さんにはISEPEP3参加は貴重な情報収集の場になると思います。」ということです。楽しみですね。
→ <URL:http://www.nias.affrc.go.jp/anhydrobiosis/isepep3/>
- 2009/8/3-6
第11回国際クマムシ学会 がドイツのチュービンゲンで開催されるということで、シンポジウムのウェブサイトが公開されています。こぎれいなサイトで、クマムシの写真もちりばめられています。なお、この学会は3年に一度開催されており、前回の 2006 年 はイタリアでした。
→ <URL:http://www.tardigrada-symposium-2009.org/>
- 2009/6/20
バンド tardigrada のワタナベさんからリンクのご連絡を頂きました。こんどライブがあるみたいですね♪ 行ってみよっかなー。audioleaf で試聴できるみたいですヨ。
6月20日(土) "ORGASM VOL.217" 渋谷屋根裏 open 16:50/start 17:20 adv \2,000-/door \2,500- + 1drink \500-
- 2009/5/18
初音ミクちゃんや鏡音レンによるクマムシソングがいくつか出てきているそうです。「ぼくはくまむし」ほほー。他にはベースのかっちょいい「Be a クマムシ!!」、そしてタイトルが秀逸な「君となら何℃でも」。
- 2009/4
また、しばらく更新してなくてどうもごめんなさい。クマムシゲノムのデータ、出てきましたよ♪ 解析結果を kumamushi.org の方でできるだけ早くお届けできるように頑張りたいと思います。
- 2008/11/20, 27
NHKミクロワールド の「コンクリート多様な住民たち」に、都心の苔に住むクマムシが登場しています。
- 2008/11/19
英語版クマムシゲノムプロジェクトのサイト を立ち上げました(英語版でも Kumamushi かよ、という)。世界に向けて、日本でクマゲやっていることをひっそりとアピール。今回は、堀川さんに全面的にご協力頂き、クマムシの極限環境耐性が記載された論文をリストアップしています。メンバー用の裏サイトも構築が進んでいるのですが、こちらは公開できる時期がきてから出していきたいと思います。

そうだ、関係ないのですが、昨日阿部先生と話していたところ、カタツムリのフンからもクマムシが見つかったという記載があることを教えて頂きました。クマムシは消化にも耐えるのか?!ますます謎は深まるばかりです。
2008/11/8-10 の間、停電等によりサーバが止まっていました。この期間にアクセスして頂いた方どうもすみませんでした。
- 2008/11
鈴木先生に教えて頂いたのですが、竹書房の特冊新撰組DXという月刊誌の11月号にクマムシが登場するそうです。東スポ、週刊プレイボーイ、に続き、怪しいメディアシリーズ第3弾とか。要チェキ。
- 2008/10/29
NASA の堀川さんが Astrobiology Magazine というサイトの取材を受けられたそうで、クマムシの記事 が掲載されています。(引用記事1, 引用記事2) ここで触れられているように、活動状態でもX線照射に強い耐性を示すクマムシの DNA 修復機構は大変興味深い研究課題の一つです。
- 2008/10/25-26
いやぁ、長らく更新をサボっていてすみません(2月くらいから?)。いろんなことがありました。 そのうちまとめてリストにしたいと思いますが(11月5日 - いろいろ補完しました)、まずは直近のお知らせから。
今年度から文部科学省特定領域研究「ゲノム」でクマムシゲノムが採択され、 ほんとにゲノムプロジェクトが始動しています。
その一環で、10/25-26 に名古屋にて開催される「ゲノムひろば」にて、 我々のグループはクマムシの展示を行うことになっています。 お近くの方はぜひお越しください。
詳細はこちら → ゲノムひろば2008名古屋
会場より:おかげさまで、多数のご来場を頂き、電子レンジに耐え元気に動き回っているクマムシを多くの皆様に楽しく観察して頂きました。
ゲノムひろばで配布した、クマムシ採集法のパンフレット もぜひご参照ください。

今後、kumamushi.org はゲノムプロジェクトの研究者むけのサイト、kumamushi.net はこれまで通り一般のクマムシファンの皆様のための情報サイトとして更新していこうと思います。よろしくお願い致します。(新生 kumamushi.org は現在鋭意準備中です -- 2008/11/19 公開しました)
- 2008/9/9
WIRED 誌に 「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存可能 という記事が掲載されました。これは、2007年9月にヨーロッパのチームが実験衛星を打ち上げ、乾燥状態のクマムシ2種を宇宙空間の真空と宇宙線にさらす実験を行ったもので、学術雑誌 Current Biology にその後の経過を解析した論文が発表 されたのを受けてのことです。実験によると、Milnesium tardigradum (オニクマムシ) と Richtersius coronifer (カザリヅメチョウメイムシ) の2種とも生還し、水で蘇生すると卵を産んで子孫を残したということです。真空と宇宙線の影響は軽微でしたが、直接太陽からの紫外線 UV-A, B, C (紫外線の波長で A〜C の順に短く強度の影響) をフィルターなしで浴びたものは影響を受けていました。カザリヅメチョウメイムシではほぼ全滅で当然ながら卵も産めていません。オニクマムシではある程度耐えたものがあり、特に UV-A, B のレンジには耐えて卵を産んで子孫をのこしたものもあったとのこと。「きぼう」も火星も夢じゃないですね。ぜひヨコヅナクマムシも宇宙につれていってやりたいものです。
- 2008/9/5
我らがクマムシゲノムの解読対象となるヨコヅナクマムシを札幌で発見し飼育系を確立された NASA の堀川さんがクマムシのサイトを公開されました。
- 2008/8/8
ニッポン放送のラジオ番組 「中川翔子のギザサイエンス」 にてクマムシが取り上げられ、國枝研の学生さんたちにショコタンがインタビューした内容が放送されました。
- 2008/7/30
「クマムシ?!」の鈴木先生に対するサイエンスライター森山和道さんのインタビュー本 「クマムシを飼うには」博物学から始めるクマムシ研究 が出版されました。鈴木先生のすてきな人柄が伺える楽しい読み口の本です。ちなみに飼い方は載っていません〜。
- 2008/6/16
阿部さんに教えて頂いたところによると、朝日新聞朝刊の科学面に朝日新聞社の中山由美さんによる「南極の生き物」に関する記事が掲載され、「驚異的パワーのクマムシ」という見出しでクマムシも紹介されるとのことです。中山さんは、第45次南極地域観測隊に同行して越冬された方だそうですよ!
- 2008/4/19-7/6
熊本現代美術館 にて「ピクニックあるいは回遊」と題した九州出身作家のグループ展が開催され、角さんの「不思議博物館」からは、巨大くまむし、SCHOOL ZONE、ウミサソリのテーブル4台、シラミ(小)が出品されたそうです。
現在は、不思議博物館 にて日曜と祝日に展示をみることが出来るそうです。併設されているカフェではクマムシのチョコアイス付きのお菓子セットやクマムシクッキーも販売されているとのこと。福岡県ですが、お近くの方はぜひ。

- 2008/4
ついに、その日が来ました!
文部科学省特定領域研究「ゲノム」の比較ゲノム領域にて「極限環境耐性動物のゲノム基盤の解析」という研究題目で國枝先生を代表とする我々のクマムシゲノム解析プロジェクトが採択されました。強い乾燥耐性を持つヨコヅナクマムシを材料に、今後2年間でクマムシゲノムの解読を目指します。乞うご期待!



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